ていねいな暮らし

しづか亭のていねいな暮らし

まっさらな菜園/はじめまして

ていねいな暮らし001タイトル

大地の力をいっぱい吸った野菜たちでおもてなしを。「しづか亭」の新たな取り組み。

2013年6月_畑 6月まだ何もない、まっさらな菜園。ここに野菜やそば、花々などを植えていきました。 「これからどうなるのか?」不安と期待でいっぱいだった、こそばゆさを思い出します。 「自分たちで作った野菜でおもてなしを」との想いからはじまった、しづか亭の新しい取り組みが自家菜園づくりです。宿の前に広がっていた林を切り開き、土を整え、野菜や果実など、宿で使う様々な食材を作りはじめました。もちろん、初めてのことばかりで、雨に降られて種が流れたり、石ころが多すぎて鍬が使えなかったり、水はけが悪くて花を腐らせてしまったり…とうまくいかないことだらけ。それでも、一生懸命に育てると植物たちは大地の力をいっぱい吸って、素晴らしい実をつけ、食べる人を体の奥から元気にしてくれます。 菜園での作業は、はじまったばかり。自然の教えを学びながら、季節や人生の節目を大切に迎える気持ちも取り入れ、他にはない旅のカタチで笑顔の輪を広げていくのが、これからです。 2014年9月_畑 9月、いろいろな方のアドバイスと地元農家の方のお手伝いで、ようやく菜園らしい風景になりました。1年目は何をやるべきかが見えずあたふたしましたが、2年目はやってないことが見えすぎてあたふた。それもまた、楽しい毎日です。 2013年_そば畑 念願だったそばの栽培もスタート。可憐な花が咲くと、美しい景色が広がります。風に吹かれてざわざわと音が広がり、蜜を集める蜂たちの羽音がする…花畑の前に立つだけで、心が晴れやかになります。 そば打ち 菜園からできたそば粉は、本当にわずか。だから、大切にていねいに、そばを打ちました。 そば打ち_仕上げ 味わってみて「うん、美味しい」としか言いようがなかったです。だって、はじめてのそば栽培で苦労が多かったですから。