ていねいな暮らし
しづか亭のていねいな暮らし
うれしい秋の実り ~初秋~

澄んだ空にぐるりと円を描く秋の使者 里山はうれしい実りの季節を迎えました

「禾乃登(こくものすなわちみのる)」とは、まさに今。稲が実り始め、重たそうに頭を下げ始める時期のことです。平泉の里山も、緑色だった景色が一様に黄色とも金色ともつかない、輝くような色に包まれており、見ているだけで穏やかな気持ちになれます。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉に対して「人間は実が入れば仰向く」という表現があると聞きます。今秋も実りが多くて良かったと成果を喜びつつも、威張らずおごらずの気持ちが大切なのかなと…稲穂を見るたびに感じます。 秋は食だけでなく「芸術の秋」にも落ち着いて楽しめる季節。しづか亭の菜園「たゆたう」をフィールドに、体験・体感するイベントを開催します。まずは「染色体験」。里山には、様々な草木があり、それぞれに色を持っています。その色に親しみながら、自分だけの色を見つけませんか? 今秋の開催は9月25日(日)、11月13日(日)に、染色家の千葉まちこさんをお迎えして、染色体験イベントを行います。 また、11月20日(日)には、大人気の親子イベント「しづか亭であそぶ」の4回目も開催します。今回のテーマは「色と影とテント」。木々は紅葉し、落葉して深まる秋。まもなく空には冬がやって来て、雪がちらちら舞うころ。秋と冬のあいだを感じる菜園「たゆたう」で大きな紙に季節の便りを描きます。描いた紙はテントに仕上げて、中から外を見てみます。親子10組の限定イベントなので、ご予約はお早めに♪ 特別な宿泊プランもありますよ。


