ていねいな暮らし
しづか亭のていねいな暮らし
紫陽花のいろどり~仲夏~ ※再掲載※
いにしえから愛されてきた紫陽花
梅雨ならではの景色に癒されます
※この記事は2019年に作成した記事を再掲載しております※
紫陽花は、日本に昔からある花のひとつだそうです。
何もない草原や林に、
ムラサキやピンクの花が鞠のように咲いている姿。
昔の方々が見た景色は、
今よりももっと感動的だったかもしれませんね。
そこにカエルが跳びこんできたり、
雨の滴が降ってきたり。
あたり前の光景かもしれませんが、
そうした細部にこそ、美しさが宿っている気がします。
しづか亭の周りには、10色以上の紫陽花が咲きます。
毎年、色づきも変わり、
また花の開き方も違います。
ひとつとして同じ形ではないのが、
不思議な花です。
きっと、他の花々もよくよく見たら、
ひとつひとつの花の表情は全く違うのかもしれません。
今年は、7月までは陽射しが少なく寒かったのに、
8月はぐっと気温があがり、恐ろしい猛暑に。
梅雨も中途半端な感じで
紫陽花もようやく「咲けた!」と思った矢先に、
ぐったりする暑さで、花弁が焼けたようになってしまったのが可愛そうでした。
来年は、ほど良い梅雨があってからの、心地よい夏を期待しています。
暑さが気持ち良さそうだったのは、
菜園の池を占拠する「ハスの花」でしたー。